病体生理研究所

「医学・科学の視点、立場で国民の健康と社会をよくする運動に携わる」
という理念に基づき、病体生理研究所はスタートしました。
病体生理研究所 創設者
故 秋元寿恵夫

現在、私たちは病状そのものが病気の正体ではないこと、
したがって病状だけから病気を分類する方法はもはや顧みられず、
正確な診断は広範な範囲にわたる各種の試験検査の成績、
および病理解剖による所見をもってはじめて下し得るものであることを、
全ての理解の基本としています。

しかし、病理解剖は患者の死後の静的な所見であって、
これを待つわけには行かず、病変を動的に補える立場から、
各種試験検査を「病体生理」と呼ばれる見方に取り入れ、
検査の本来的使命を果たすため、この名を冠しています。

病体生理研究所の歩み

歩み
1949秋元研究所として設立
1952病体生理研究所に改名
1964「病体生理」誌創刊
1965板橋区熊野町に移転
1966衛生検査技師学校設立
1973新日本臨床検査技師学校に改称
1974財団法人東京保健会となる
1984「母と子の健康」誌創刊
1986母子保健シンポジウム開始
1989新日本臨床検査技師学校閉校
1993健診サポートシステム稼動
1995全自動受付処理システム稼動
2000遺伝子関連検査(PCR)開始
2004ISO9001:2000認証取得・検査受付処理システム更新
2007総合臨床検査システム更新・農民運食品分析センターと運携事業開始
2009健診WEBシステム稼動
2010創立60周年記念式典開催
2010環境発がん研究センター設立
2013一般財団法人東京保健会に移行
2015板橋区大谷口上町に移転

検査室紹介

血液学検査

血液疾患の中には、緊急に治療や処置の必要な疾患があります。そのような疾患が疑われる場合、血球計数・血液像等の検査を行い、緊急報告を実施しています。また、治療や経過観察、判断の元となるために、臨床に有用なコメントをお届けしています。検査担当者としてのセンスが問われる仕事です。

生化学・免疫血清学検査

現在の生化学、免疫血清学的検査のほとんどは、自動分析装置によって行われています。精度の向上、報告の迅速化を図ると共に、より微量の検体で検査できる最新機器を導入し、採取時の負担を軽減しています。今日の検査では、主体となる分析装置の保守管理も非常に重要ですが、検査技師に求められるのは、「データを読む、解釈する」力量だと確信しています。

遺伝子検査(PCR)

今日では細菌やウィルスなどの遺伝子を直接増幅し、対応する標識物と反応させることで、短時間にそして確実に感染症の細菌やウィルス自体を特定します。今後も急速な進歩が考えられる分野です。

細菌学的検査

感染症の原因となる多種多様な細菌や抗酸菌・真菌などを検出します。従来の培養同定のための細菌検査からは様変わりをしてきました。抗生物質に対する耐性菌の出現に伴い、より効果のある抗菌剤の選択には薬剤感受性試験が有用です。